こんにちは、マモルです。
本日から、『夏越の大浄化SP』、取り組ませていただきます。
まず初日のきょうは、「新祝詞浄化」と、「血液の浄化」の2本立てになります。
お受けいただく皆様、どうぞよろしくお願い致しますね。
それでは、引き続き、『F49+、浄化と魂の真価を発揮させる光のセッション』にて、いただいたご報告、その6です。
今回は、「膿み出しなのか、仕事がものすごく忙しくなって大変だった」というご感想です。
【N子様から6/5にいただいたメール ※一部略、一部文言整理】
『今回のセッションもまた凄かったです。
申込みした日から、さっそく、職場の同じチームの一人が、10日間ほど、休まなければいけなくなりました。
その代わりが出来るのは、私しかいないのです。
タイミングも、ちょうど、忙しさがピークになる頃で、休む本人も、「N子さん、ヤバくないですか?」と、心配していました。
とりあえず、締め日までの仕事は、私が代行することに。
しかし、自分の担当している仕事も忙しくなる時なので、同じチームの残り2人にも手伝ってもらう、という前提で、始めました。
でしたが。
1人は、子供が熱を出して、3日間休みになってしまい。
もう1人は、すぐにパニックになり、自分の仕事以外は無理で。
チームには、私+直属の上司しか、いないのと同じ状態です。
セッション直後から頭痛もあり、でも休めないので、泣きたい気持ちを抑えながら、何とか1週間、頑張りました。
他の方も手伝ってくれたりしたので、何とか乗り越えられました。
そして、明日からは、自分の仕事が、多忙を極めてきます。
だというのに、昨日から、なんだか体調も悪くなってきていて、さらに、今日は、急に歯が痛くなってきて、今、苦しんでいます。
今回は、膿み出しが、さらにキツイ感じですが、休めないので、辛いです。
頭痛を我慢してやっていたのに、またしても、職場のトップからは心無い一言があり、腹が立ちました。
心底、辞めたいと思いました』
・・・N子様、大変でしたね。
この後もメールをいただきまして、さすがに、この2日後、ダウンして、仕事を休んだそうです。
なんとか休んでいただけて、よかったです。
さて。
このN子様、実は、今回に限らず、「セッションを受けると、急に仕事が忙しくなって、でも休めなくて、ボロボロになる」という“膿み出し”のパターンが、けっこう多いように思うんですね。
そして、このパターン、確か、「春の新祝詞浄化SP」のときにも少し触れたことがあると思うんですが、N子様に限らず、けっこう多くの方にあるようです(まあ、春のときは、年度末というタイミングでもありましたが)。
ざっくりその原因は何か、というと、一言でまとめるなら、「とにかく“自分嫌い”“自分苛め”のエネルギーが根深いから」ということに、なります。
もう皆さんご存知のことではありますが、その「自分嫌い、自分苛め」のエネルギーの解除・解放に伴い、そのエネルギーのごく一部が具現化することで、”自分を多忙にすることで自分を傷つける”という”膿み出し”が、起きていくわけです。
そして、その対処法としては、これも一言でまとめるなら、「まずは自分を大事に、自分を愛していくことから、とりくんでいきましょう」ということに、ついつい、なってしまうんですが。
でも。
それだけでは、なかなか即効性がない、現実的ではないところも、あるかと思いますので。
今回は、ちょっと目先を変えて、心理セラピー的なところから、対処法をお伝えしたいと思います。
まず、こういう「仕事が忙しくなる」という膿み出しのパターンを持つ方というのは、正直申しあげると、セッションを受ける受けないに限らず、けっこうふだんから、「頼まれると断れず、しんどい仕事を押し付けられがちで、それを頑張ってやり遂げても、ろくに感謝もされず、報われない、怒りが湧く」ということが、けっこう多いのではないか、と思います。
で、そういう方は、幼少期に、けっこうな確率で、ご両親が不仲だったり、家庭環境にいろいろ問題があったりして、自分では気づけていないかもしれませんが、親からの愛に、不安を感じていたことが、多いようです。
そして。
その不安を解消する、自分が愛される存在になる、自分の価値を見出すためのひとつの方法として。
無自覚に、「いつか自分が、親や家族を助けるヒーローになるんだ」というような“強い思い”を、心の奥に抱いてしまっているパターンが、あるんですね。
で、そういう方が、成長していくと。
えてして、人から頼まれると断れない、それがただの押し付けであっても、自分がやればこの人が助かるのだから、それが人の道であり、正義なのだから、自分の役割なのだからと、自分の時間、気力、体力を犠牲にしてでも、つい引き受けてしまう、そういう傾向が、強く出てきたりします。
なぜなら、心の奥底で、「自分がヒーローとなって、親を、家族を、自分の周囲の人達を、世界を救うんだ」と、ずっと思っているから。
こういうパターンに陥っている方を、ひとつのくくりとして、「英雄(ヒーロー)タイプ」と言います。
でも、残念ながら、
「英雄(ヒーロー)」は、人をいくら助けても、誰かのためにいくら頑張っても、「感謝」は、されないんですね。
なぜなら、「英雄(ヒーロー)」ならば、人を助けるのは、当たり前だから。当然のことだから。
むしろ、100%うまくやって当然、90%ぐらいの出来だったら、かえって文句を言われたりしちゃうわけです。
で、心の中では、「なんでこれだけやっているのに、感謝されないの?私ばっかり損してるの?」とか思っていて、むしろ「怒り」すら感じているのですが、「英雄(ヒーロー)」だから、それが言えない。
そして、これも無自覚に、「感謝されないのは、自分がヒーローとして、まだまだ不十分だからだ、もっと頑張らねば」と思いの方が強く出てきてしまい、さらにもっと自分を犠牲にするサイクルにハマっていってしまう・・・
こういう流れが、本人も自覚できない中で、発動してしまっていることがあるんですね。
N子様が実際にこのパターンにあたるのかどうか、正確なことは何とも言えませんが、これまでメール等でやりとりさせていただいた流れを振り返ると、けっこう近いところがあるような感じがします。
なんとなく、「あ、これ、私のことかも!」と思った方も、けっこういらっしゃるのでは、ないでしょうか。
で、これを抜け出すには。
何かそういう、無理・無茶な頼まれごとや、一方的な押し付けをされそうになったら。
すぐに心の中で、「私はヒーロー!私はヒーロー!」と思ってみてください。このフレーズを、唱えてみてください。
すると、一方で、「何それ、そんなことして、私、バカじゃないの」という思いが、ぐぐっと頭をもたげてくるはずです。
そうすると、自分の内側で、二つの思いがぶつかって、打ち消し合います。無効になります。
そして、「ヒーロー」から「普通の人」に戻ります。
その結果、自分でも不思議なぐらい、自然にさらっと、「それはできません」と、断ることができるようになっていくはずです。
すでにN子様には、このことを伝えて、よかったらぜひ実践してもらうように、お願いしています。
このブログをお読みの方で、「自分も、もしかしたら、このタイプかも」と思った方がいらっしゃったら、ぜひこれ、試してみてくださいね。
ただセッションをお受けいただくだけでなく、意識的にそういうアプローチにも取り組んでいくことで、より変化変容は、加速していきますからね。
あ、念のため申しあげておきますと、「英雄(ヒーロー)タイプ」以外にもいろいろありますので、同じように仕事が忙しくなる”膿み出し”が多い人であっても、、全員が全員こうだ、というわけではありません。そのあたりは、また機会がありましたら、またあらためて。
なお、これ、N子様のケースに話を戻すと、中には、「そんなことして、N子さんが頑張らなかったら、仕事がストップして、大変なことになってしまったんじゃないの?」と思う方も、いらっしゃるかもしれません。
でも、それ、本来、N子様が責任をとるべき話では、ないですよね。
本当の問題は、経営者・上司・責任者が果たすべき役割を果たさず、何も手立てをせず、全てをN子様に丸投げしようとしていることに、あるんです。
えてして、日本人的なメンタリティは、そのあたりをごちゃ混ぜにしてしまいがちですが、そこから抜け出していくことも、大事です。
それもまた、「日本人全員がかけられている呪術」だったりしますからね。
そして、長々とこういう話をわざわざしているということは、きょうからスタートする「夏越の大浄化SP」では、そういう浄化と解除・解放も、行っていくことになるんだろうな、と思ったりしております。
というわけで、お受けいただく皆様、本日から、どうぞよろしくお願い致しますね。
きょうも明るいほうへ マモル