こんにちは、マモルです。
『見えないトラウマ解放セッション』が、引き起こしていく様々な変化。
ですが、最初のうちは、その変化についていけず、「なんだか居心地が悪い、落ち着かない」と思ってしまうことも、あるようですね。
「受胎時」「出産時」「4歳」のトラウマまで外させていただいた、60代の方。
セッション終了後、自分の内側をみてもらったところ、こんなやりとりになりました。
『深い森の中の湖、というか、大きな池の、朝の感じがします。
まだちょっと暗くて、でも、フレッシュな草木の香りして、ひんやりとしています。
日差しは、木々の間から少し差してくる感じで、まだ少ないです。
森の中で、木がうっそうとした感じがしているので・・・』
『そうですか、その日差しを眺めていると、何か、少しずつ、変化してきていませんか?』
『あ、そうですね、日差しが少しずつ広がってきているというか、、、
早朝から、普通の朝、という感じに変ってきました。
でも、なんだか、私は、まだちょっと暗い、早朝の方が好きです・・・』
『なるほど、そうですか、わかりました。
でね。
簡単に説明すると、いま見えてきたその風景って、まさしく、ご自身の心の内側にあるものですね。
深い森っていうのは、「隠れていられる場所」っていうことを示しています。
そこにずっと自分が居たというか、自分は、その森の中で、ずっと隠れていられる、ずっと守られているように思っていたかもしれないけれど、実は、その森の木々こそがトラウマを象徴しているもので、守ってくれているようで、本当は、閉じ込めていたのかもしれません。
そこに日が差してきて明るくなってきて、というのは、それこそ、もうそこから出ていける、いつまでもそこに隠れていなくても大丈夫な状態になってきている、ということなんだと思いますよ。
これからトラウマをもっと外していくと、その森の木々がどんどん少なくなっていて、空が見えるようになってきて、時間もどんどんお昼近くになっていって、その場所が、もっと明るくなっていくはずです。
今までは、その暗い森の中の方が、隠れていられて気持ちよかった、そちらの方に慣れているから、まだなんとなく、明るさが増してくると、どこか落ち着かないんですね』
『(急に大きな声で)あああ、そうなんです!
私、人に見つかるのが、人に見られるのが、嫌なんです!
後ろの方で、誰にも見つからないように生きていきたいって、ずっと、そう思ってきたんです・・・』
『そうでしたか。
でも、その感覚は、もう変わり始めていますから。
だんだんと、「別に、隠れていなくてもいいじゃない」「見つかったって、誰に見られたっていいじゃない」、「私は私」、という感覚に、これから変わっていくと思いますよ。
時間がたつにつれて実感していくと思いますので、ぜひ、変化していくご自身の様子を、楽しんでみてくださいね』
『はい…』
・・・この方、この時点では、まだ何となく不安そうな感じがしていましたが、たぶんそろそろ、その状態に、慣れてきた頃ではないかと。
すると、だんだんと、家の中にばかりいるのも飽きてきて、外に出かけたくなったり、人目を気にせずにいろいろ動き出せるように、変わっていくのではないかなと思います。
全年齢でみると、まだトラウマは残っていますが、これを全部クリアしていただけると、この方も、おそらく、人生「一変」していくのではないか、と期待しています。
60代なんて、まだまだこれから。
ぜひ、これまで隠れ続けてきたことで、受け取り損ねてきた人生の輝き・喜びを、これからたくさん取り戻していって、人生をどんどん満喫していただきたい、そう願っております。
そして、それは、このセッションをお受けいただく方全員に、同じように言えることですからね。
多くの方に、心からの笑顔を取り戻していっていただければ、と思っております。
きょうも明るいほうへ マモル