こんにちは、マモルです。
ブログのタイトル通りですが、先日、自分の、「見えないトラウマ」を、全部外してみました。
「は?何のこと?」と、皆さん思われたかと思います。
まず、「見えないトラウマ」とは、何なのかというと。
より正確に表現すれば、「自分自身では、それが“あること”自体に気づいていないトラウマ、自覚していないトラウマ、まったく覚えていないトラウマ」という感じですかね。
一つの例えとしては、いわゆる「バーストラウマ(出産時のトラウマ)」。
逆子だったり、へその緒が首に巻きついていたり、すごく難産となって生まれてきた場合、その生まれてきたこと自体が強いトラウマとなって、そのこと自体は記憶にはないものの、生まれつき、やたらと不安や恐れや罪悪感が強い性格になってしまう、、、そんな話、皆様もけっこう、耳にしたことがあるのではないでしょうか?
それと同じように、自分では自覚してない、記憶にはまったくないけど、実はトラウマがあって、その影響を受けているケースとか。
もしくは、ちゃんと記憶にはある出来事だけど、自分では「たいしたことない」「別に何も影響を受けていない」と思っているものが、実は大きなトラウマにつながっていて、自分では「その出来事が原因」だとは思っていないけれど、その影響はしっかりと受けている、、、そんなケースもあったりします。
で。
実は。
いろいろ勉強してきた結果。
そういう「見えないトラウマ」の有無について、確認できるようになり、そして、それを外すことまで、できるようになりました。
あらためて、順を追って、お話させていただきますと。
私の個人セッションやグループセッションをお受けの方は、すでにご存じかと思いますが、私は、「本人が自覚しているトラウマ」については、その内容を伝えていただければ、数分ほどで、外すことができます。
で、もちろん、一つのトラウマを外すだけで、全ての問題がなくなり、すごく変わって元気になってしまう方も、いらっしゃるのですが。
実際には、一つ外せばまた別のトラウマが、それを外せば、また別のトラウマが浮上してくる、という感じで、全体としては、なかなかネガティブな状況から抜け出せないままでいらっしゃる方も、けっこうおられました。
もちろん、一つ外せば、その分だけは軽くなっていただけるのですが、とはいえ、なかなか終わりが見えない、そんな状況にとどまっておられる方が、けっこういらっしゃるのも、事実です。
そういう流れをなんとかできないかな、と、常々考えていたところ。
そうなってしまう原因のひとつには、この「見えないトラウマ」があるのではないか?という仮説に、たどりついたのですね。
そして、いろいろ勉強させていただき。
自分自身の「見えないトラウマ」の有無がチェックできるようになり、そこで確認してみると。
私には、年齢別(?)の区分でまとめると、「胎児期のトラウマ」「1歳のトラウマ」「4歳のトラウマ」「7歳のトラウマ」があることが、判明しました。
正確に言うと、8歳以上の年齢でも、トラウマになっていた出来事は、それなりにあったようですが、それは「自分で自覚できているトラウマ」だったので、すでに自分で、なんやかんやとりくんで外し終えていて、もう影響は、残っていないようでした。
ということで、その残っていた「見えないトラウマ」を、全部外し終えてみたら、どうなったか。
簡単に言うと、、、すごく、“落ち着き”ました。
私は、これまでいろいろやってきているので、世間一般の人に比べれば、かなり物事に動じないというか、あまりネガティブにはならない方だと思います。
それでも、それなりに、落ち込んだり、迷ったり、不安になったりすることはありました。
まあ、そういうネガティブ感情は、気づいたらすぐに手放すようにしていたので、それで特に問題はなかったんですが。
「見えないトラウマ」を、全部外してみると。
そういうネガティブ感情が起きてくること自体が、極端に減りました。
回りの人や目の前の出来事に左右されることが、ほとんど無くなりました。
そして、ダラダラ思い悩むことがないので、必要なこと、やるべきことに、すぐにとりかかれるようになり、しかも、それを集中して淡々と、進められるようになりました。
結果として、間違いや修正も少なくなったので、その分、時間を有効に使えるようになりました。
何かいいことが起こった、気持ちがポジティブになった、テンションが上がった、というわけではありませんが。
とにかく、無駄に自分をすり減らすようなことがなくなった、余計なことをしたり考えたり迷ったりすることがなくなった、という感じです。
とにかく、スッキリしていて、淡々と、やるべきことをやれている。
そういう状態が、自分のデフォルトになってきていると思います。
正直、自分でも、びっくりする効果でした。
そして、あらためて思いますと。
そういう「見えないトラウマ」、その中でも、とくに「胎児期のトラウマ」、そして「幼少期のトラウマ」が、ものすごく大きな影響を与えていたんだろうと思うんですね。
仮に、50歳の人で、全年齢において20の「見えないトラウマ」があり、このうち、4つが「胎児期・幼少期のトラウマ」で、残りの16が「それ以降のトラウマ」だったとした場合、もちろん個人差はありますが、その最初の4つを外すだけで、「トラウマの影響」の全体の半分ぐらいは、クリアされてしまったりするようなのです。
それはもちろん、「胎児期・幼少期の見えないトラウマ」こそが、その人の人格形成のベース、根っこになっているから、ですね。
そして、おそらくは。
このブログをお読みの皆様であれば。
ほぼ間違いなく、「胎児期・幼少期の見えないトラウマ」を、けっこう抱えていらっしゃるのではないかな、と思っております。
ですから、ぜひ、この「胎児期・幼少期の見えないトラウマ」を外していただけると、人生、大きく、変わっていくのではないかと思いますよ。
もちろん、その上で、さらに、「全年齢での見えないトラウマ」を全て外していただくと、より大きな変化が期待できると思います。
ちょっと長くなりましたので、続きはまた明日。
きょうも明るいほうへ マモル