「当たり前のことが当たり前ではなくなる」、もう始まっている

こんにちは、マモルです。

私は以前から、これまでのブログ記事（例えばこちら）や「ZOOM浄化グループセッション」の中で、これから「水道の蛇口をひねれば水が出る、そんな当たり前のことが、もう当たり前ではなくなっていく時代がくる」ということを、お伝えしておりました。

そういうことを言うと、多くの方が、これから大災害や天変地異が起こるのではないかとか、大きな事件事故が起こるのではないかとか、日本が戦争に巻き込まれていくのではないかとか、そんなイメージで不安を募らせてしまったりするんですが。

私は、必ずしも、そのようなパターンから、起きてくることではない、と思っています。

むしろ、一番可能性が高いと思っているのは。

原因はよくわからないけれども、身体が動かない、なかなか起き上がれない、なんとか動けても、今度は頭が回らないのでミスやポカが増える、さほど難しくない単純作業すらおぼつかない・・・そういう状態に陥る人が増えていって。

仕事に行けない、学校に行けない、という人がだんだんと増えていって。

最悪の場合、亡くなっていってしまって。

その結果、社会で活動する人たち、社会生活を支える各種インフラや制度・態勢を支える人たち、各種現場で働く人たちが、どんどんと少なくなっていって。

結果として、これまでのような社会生活が維持できなくなっていく、各種システムが崩壊していく、、、そういうイメージの方が、強いです。

実際、コロナ禍で大変だったときは、人が外に出られずに、一部、ゴミ収集体制が維持できなくなったり、お店の開店時間や出入りする人数にも制限をかけて、ようやく全体を回す、みたいなことが、起きていましたよね。

あれがもっともっとひどくなっていく、大変な状況になっていく、というイメージです。

まあ、そこまでいくには、まだ数年はかかると思いますし、今すぐにどうこう、という危機感まではないですが、小さなところからジワジワと、進行していくと思っています。

そして、もちろんこれは、「社会全体」という視点からとらえた話ですが。

そもそも、「個人」の視点からとらえていくと、これまで普通に動いてた身体が、なぜか動かなくなっていく、なぜか頭が回らなくなっていく、というのは、その当事者からすれば、「これまで当たり前だったことが、当たり前ではなくなる」ということと、同じですよね。

そういうことが、いま、個人レベルのところから、ジワジワと、進行しつつあるところなのだと思っております。

ただ、現状としては、そういう状態に陥っている人たちの絶対数は、まだまだ少なく。

実際のところ、どちらかというと、「子供や高齢者だったり、もともと体力的に弱かったり、持病や障害があったりして、いまのところ、社会的に必要不可欠だったり、大きな役職・役割を担っているわけではない人たち」の中で、主に進行してきている話ですので、社会全体からみれば、まだまだそこまで目立つような状況になっていない、だからなかなか気づかれていない、というだけのことなのだろうと思います。

あわせて、少子高齢化の進行に伴う「空前の人手不足」が、全体像を見えにくくしているとこともあるかと。

現実には、一般的な就労可能年齢層の中で、「働きたくても身体が動かない、頭がついていかない」という人たちがだんだんと増えてきていることも、この「人手不足」を助長している側面もあるのだろう、と思いますけどね。