こんにちは、マモルです。
『見えないトラウマ解放セッション』の12月分日程、引き続き、お申し込み受付中です。こちらをご確認いただき、よかったらどうぞ。
では、引き続き、セッションをお受けいただいた方とのやりとりのご紹介です。
このセッションのことを知り、数年ぶりに、私のセッションを受けてくださった方。
その当時は、私もまだまだ駆け出しでしたので、たぶんご期待に応えるようなことは、何もできなかったのではないかと思います。
少しでも、その頃のご恩返しができるようにと、臨ませていただきました。
その初回のやりとり。
まず、幼少時のトラウマを外していく中で、“いかにも”な「影響物質」が、ひっかかってきます。
(私)『・・・うーん、家の中、部屋の中にあるもの、絵とかカードとか、そういう類のものが何かありますか?』
『あ、オラクルカードがいくつかありますけど・・・これとか、これとか(4~5セット出てくる)』
(私)『あー、それらですね、全部処分してください』
『えー、全部ですか!けっこうセッションで使っているんですけど・・・』
(私)『え、それで、誰か人のことをみたりしているんですか?』
『いや、自分で自分をみるだけなんですが、けっこう頼りにしているので』
(私)『あー、わかりますけど、それがまた、今の状態からなかなか抜け出せない、変われない、ひとつの原因にもなっているんですよね。一度、ブログ(こちら)でも書きましたけど。
でも、それだけではないですね、まだありますね。
何か他にも、スピリチュアル関係のものがあるんじゃないですか?』
『先祖供養をお願いしている関係のものがありますが・・・』
(私)『いや、それは問題ないです、他に何かありませんか?』
『あ、オラクルカードと組み合わせて使っている、オーラソーマのボトルもあります、ここに』
(私)『あー、それらもですね、全部です』
『えー!全部ですか!これからどうしよう・・・もうこういうのをずっと使ってはダメということですか?』
(私)『・・・いえ、そうではないみたいですね。やりたければ、いったん、今手元にあるものは全て処分して、新しいものを購入すれば、それはそれでいいみたいです。
要は、そのカードやボトルには、“トラウマを外す前の自分の古いエネルギー”が、たっぷり浸み込んじゃっているんですよ。
ですので、せっかくトラウマを外したのに、それをそのまま使い続けていると、またそこに引き戻されちゃうかもしれないんです。
だから、「影響物質」なんです。
よく、古いものは捨てて新しいものを、断捨離が大事、って勧めてますけど、それは、古いエネルギーを捨てて、新しいエネルギーを取り入れる、っていう意味合いもあるんですよね。
なので、いったんそれらのものは手放して、しばらく様子をみてもらって、それでもどうしても使いたい、ということであれば、また新しいものを手に入れてみてください。
まあ、その「使いたい」という気持ち自体が、もう起きてこなくなってくるかもしれませんけどね』
・・・と、そんなやりとりを経て、時間になり。
お約束としての、ご自身の内側を、見ていただきます。
すると、見えてきたのは。
『・・・なんだか、部屋の隅で、暗いところにいて、ズドーンと落ち込んでいるんですよ…』
(私)『それは、誰が?あなたが?』
『私なのかな・・・ちょっと、イラストみたいに見える人物がいて、私かどうかわかりませんけど、落ち込んでいる様子なんですよね・・・部屋の隅で・・・
ただ、その周りは、これもイラストみたいなんですけど、太陽があって、お花畑があって、明るい色をしている感じなんですよね』
(私)『そうですか、じゃあ、ちょっと声をかけてみてください、こんにちは、って』
『・・・はい、気づいてくれました。「あー」って、感じで』
(私)『こっちにおいでよ、って言ってみてください』
『・・・「えー」って、言ってます。
「めんどくさいし、だるいし、どうせそっちに行ったって、何も変われないんでしょ」って言ってます』
(私)『そうですか、じゃあ、こんな風に言ってみてください。
「顔をあげてごらんよ、周りをみてごらんよ、太陽があるでしょ、お花畑があるでしょ、明るいでしょ、この間まで、こんな感じだった?」って、聞いてみてください』
『・・・「そうじゃなかった気がする」とは、言ってます。
「なんだか、あったかそうな気がする」とは、言ってます。
でも、その人の周りだけは、まだ暗くって、なんだか、境界線があって、その内側にいるという感じがするんですよね』
(私)『・・・じゃあ、「その境界線、出てみようよ」って、声をかけてみてください。
「出てきてごらん」って、言ってみてください』
『・・・「だるい」って(苦笑)』
(私)『じゃあ、「私に騙されたと思って、出てきてみなよ」って、言ってみてください』
『はい・・・、あ、出てきました。「あったかい」って、言ってます』
(私)『うん、では、「こっちが本当の世界なんだよ」って、言ってみてください』
『・・・うん・・・うん・・・「へえ、そうなの?そうなの?」って、言ってます。
あ、遊び出しました。
お花を摘んだり、飛び跳ねたり、し始めました。動いてます。軽くなってます』
(私)『では、今の気分を聞いてみてください』
『「わあ、これでいいんだ」って、言ってます。喜んでます』
(私)『では、あらためて、「あなたは、私ですよね?」って、聞いてみてください』
『…「そうだよ」って、言ってます』
(私)『じゃあ、「これからは、もうずっと一緒だよ。一緒に明るいところにいようね」って、言ってあげてください』
『はい・・・「うん!」って言って、ニコニコしてます。「わーい!」って、言ってます』
(私)『・・・よかったですね、それでは、こちらの世界に戻ってきます・・・』
・・・というわけで、説明するまでもないですが、見えてきたのは、この方のインナーチャイルドというか、もう一人の自分、自分の内側にいる、本当の自分。
先日のブログ(こちら)でも、インナーチャイルドの例えのお話をさせていただきましたけれど、やはり、同じような展開となりましたね。
おそらく、境界線の外に広がっていた世界は、今回、トラウマを外したことによって、変化した世界。
でも、まだ全部のトラウマを外しきったわけではないから、一部、境界線の内側には、とても暗くて寒い世界が、まだ残っていて、この方の「本当の自分」は、その中に居た。
なぜなら、その世界の方が、これまでの自分の世界だったから。そっちの方が、馴染んでいるから。そっちの方しか、知らないから。
でも、思い切って、一歩、「境界線」を超えてみたら、そこには、これまで予想したことも無かった、自分には絶対行けないと思っていた、あたたかい日差しとお花畑が広がる、美しい世界があった、というわけです。
ここから大事なことは、まず、この状態を定着させて、また「境界線の内側」に、戻らないようにすること。
そして、残りのトラウマも全部外していくと、おそらく、その「境界線の内側」にわずかに残っていた世界も消えていき、自分の内側の世界全てが、「美しい世界」となっていくでしょう。
そのとき、この方の目の前の現実も、きっと変わっていくと思います。
この方、年内に、また2回目のセッションをお受けいただく予定です。
この2回目で、残りのトラウマを全部外しきれるかどうかは何とも言えませんが、やった分だけ、確実に「明るく軽く」なって、新しい年を迎えることができるかと思います。
そして、このセッションをまだお受けではない皆様も、年内に一度、とにかくできるところまで、トラウマをクリアしておくと、きっと清々しい気分で、新年を迎えることができるかと思いますよ。
12月分日程、まだ少し空きがあります。よかったら、どうぞご検討くださいませ。
きょうも明るいほうへ マモル