こんにちは、マモルです。

このところ、『“見えない世界の悪いもの”“魔”がどんどん増えてきて大変だ』という、怖い話ばかりで、誠に申し訳ありません。

でも、本当に、そうなんです。

そして、じゃあ、なんでこんな風になってきてしまったのかというと、一番おおもとには、「地球のアセンション(次元上昇)」により、どんどん、「目に見える世界」と「目に見えない世界」が接近して、どんどん距離が近くなってきているから、ということになります。

要するに、二つの世界が非常に近くなって、その「アクセス」が、非常に簡単になってきている、ということが大前提としてあるんですね。

それは、そのことだけをとらえれば、一見、「いいこと」のようにも、思えるかもしれません。

でも。

やっぱり、「目に見える世界の存在=人間」の立場からしてみれば、「目に見えない世界」には、決していいとはいえない存在、どちらかというと「よくない」「悪い」存在が、とっても多くいる、ということも、確かなんです。

下手に「見える世界」から「見えない世界」へアクセスしようとすると、今はもう、9割方、「よくない」「悪い」存在の方とつながってしまう、と言ってもいいぐらいに、危険性の方が高いと感じています。

実は、「2/15先祖解除セッション」をお受けいただいたH様から、当日、ちょっと浮かれた感じの、こんなメールをいただきました。

 

【H様からのメール ※一部略、一部文言整理】

『私のガイドはどんな存在かな?と久しぶりに感じてみました。

すると、オレンジ色の龍?を感じました。

こういう感覚は、初めてです。

うっすらイメージで脳内に浮かびます。

一番最初は、私の背丈ぐらいの高さで、横型の「8」の字の姿をしていたり、とぐろを巻いたりしていましたが、昨日などは、20メートルぐらいの大きさになって、ゴゴーッと、太く大きく、渦巻いている、という印象でした。

龍はなんだか怖い、と今まで思っていましたが、「ここに一緒にいてくれるのかもしれない」と思うと、なんだか、元気をもらっているような気持ちです』

 

・・・はい、このメールを読むと、H様、自分のガイドに龍存在がいて、すごく大きな力で自分を守ってくれているように、感じてしまっているようですね。

でも。

実は、そうではありません。

これ、実際には、「見えない世界の悪いもの」のたぐいです。

H様の中に入り込もうとしてまとわりついていたのが、「2/15先祖解除セッション」を通じて引きはがされた、その状態を知覚したところでしたね。

ただ。

本人に、「見えない世界」や「不思議体験」への憧れが強いと、こういうものが、逆に「魅力的」に見えてしまうわけです。

いいものだと、勘違いしてしまうわけです。

H様には、さっそくそのことを返信させてもらい、「いまは、下手にガイドを感じようとしたりすると、“ガイドのフリ”をして入り込もうとしてくる悪いものがたくさんいるから、下手にチャネリングとか瞑想とかしないようにね」と、お伝えさせていただきました。

すると、H様から、翌日いただいた返信がこちら。

 

『・・・そうでしたか。

実は私、数日ソワソワしていて、マモルさんに、なかなかメールを出せなかったのです。

つい他のことをしてしまって。

「この感覚、なんだろう、早くメールしたほうがいいよね」と思いつつ、やろうとすると、ふわーっと遠のけられる感じがしていました。

癖になっているなんとなくのチャネリング、うっかりやらないように気をつけますね』

 

・・・はい、そうなんです。

この手の存在に影響されてしまうと、そんな風に、思考力・集中力が削がれていく、どうでもいいことばっかりに意識が向く、そして間違う、失敗する、やらかす、ケガをする・・・という方向に進まされてしまったりします。

なんとか止めることができて、よかったです。

実際のところ、いま、「目に見える現実世界」と「見えない世界」の間が、すごく接近してきているからこそ。

チャネリングとか遠隔ヒーリングとか、ヘミシンク等のツールを使っての瞑想や占いでもそうですが、「見えない世界の存在」とつながって何かをしようをしてみると、今までは何もわからなかった、これといった体験がなかった人でも、急に何かの知覚を得たり、不思議なものを見たり聞いたりする、という可能性は、けっこう高いです。

でも、それは、決して、その人の知覚が鋭くなったとか、霊性・サイキックが高まったからとかではなくて。

単純に、「見えない世界」の側が近くなってきて、その上で、向こう側には、あわよくば、こっちとつながろう、入り込もう、憑りついてやろう、としている存在が、たくさん手ぐすね引いて、待っているからです。

そして、そんな風に、安易につながれる存在は、えてして、「神仏、ガイド、高次元の素晴らしい存在」のような姿で登場してきますが、実際には、そのほとんどが、そういう「フリ」をしている、ただの偽物の、「よくない」「悪い」存在なのだと、考えてもらった方が、いいと思います。

見た目や声が、かっこよかったり、美しかったり、神々しかったりする場合は、なおさらです。

今回の「龍」なんて、いかにも、ですよね。

だからこそ、「危険」なんです。

人間世界でも、「見た目が美しく素敵な人」「会話が流暢で魅力的な人」こそが、実は、「詐欺師」「悪者」だったりすることも、よくあるでしょう?

人はえてして、「見た目」で判断しがちですが、「映像」「ヴィジョン」こそ、一番、騙されやすいものですよ。

だからこそ、「見えない世界の存在」と、安易につながろうとする行為は、いまは特に、やめておいた方がいいと思います。

ちょっと極端な例えになるかもしれませんが、ご神事には、本来、巫女と審神者(さにわ)の2人がセットになっていて、巫女が「神様と思われる何らかの存在」とつながったとき、審神者が、「いま巫女がつながっている存在が、本当に神様なのかどうか」について、ちゃんと確認した上で、とりくんでいくものなんですね。

ですが、いまは、「見えない世界」とつながるための様々なツールがあって、自分一人だけで、いろいろ「不思議体験」できたりします。

ただ、その「不思議体験」が、いいものなのか、逆に悪いものなのかは、自分一人でやっていると、なかなか気づけません。

そして、「不思議体験」をできる人はたくさんいても、「審神者」としての判断ができる人は、めちゃくちゃ少ないです。

それだけに、なおさら、今、「見えない世界」とつながろうとすることは、とっても「危険」なんですね。

このブログを読者の方は、もちろん、「見えない世界」への興味や憧れがすごく強い方だからこそ、わざわざ私を見つけてたどり着いているのだろうと思いますが、ぜひいましばらくの間は、自分一人で「見えない世界」につながろうとすることは、控えていただいた方がいいかな、と思っております。

もちろん、最後はご自身の判断、自由意志にかかってくるところではありますが、よかったらぜひ、私の言っていることも、頭の片隅のどこかに、留めておいていただけると幸いです。

きょうも明るいほうへ  マモル