こんにちは、マモルです。
『夏越浄化セッション2023』、連日、順調にとりくんでおりますよ。
なお、残り期間も1週間ちょっとになりますが、本日までは、途中からの参加が可能です。ご希望の方は、お問い合わせくださいませ。
それでは、「自分でとりくむ夏越浄化」、その③です。
ある意味、一番簡単です。
それは。
「笑顔でいること」
これだけです。
本当は、ここで、「人を助けること」と、書きたかったのですが。
「人助け」は、やっぱり、いろいろ余裕がないと、できないものです。
そもそも、失礼ながら、私のブログにたどり着くような方は、「助けてもらいたい」側の方がほとんどですから、実際、難しいことだと思います。
そうした中、仏教には、「無財の七施」という言葉があります。
「財力がない人にもできる七つの施し」という意味で、簡単にまとめると、下記の七つです。
・優しい眼差し(眼施)
・思いやりに満ちた言葉(言辞施)
・温かな笑顔(和顔悦色施)
・他人の悲しさをわかる、思いやる(心施)
・重い荷物を持つなど、困った人を助けてあげる(身施)
・席や場所を譲ってあげる(床座施)
・訪ねてくる人に、寝る場所・休む場所を提供する(房舎施)
・・・「財力がない人にもできる」ということですが、これはこれで、なかなかハードだな、と思われた方も、いらっしゃるかもしれませんね。
確かにそうかもしれません。
でも、この中で、一つだけでも、意識してやれることがあるとすれば。
一番簡単で頑張れそうなのは、「温かな笑顔」ではないか、と。
いや、「温かな」は外してもかまいませんから、とにかく、「笑顔でいること」。
これだけ、頑張ってみては、どうでしょうか。
また、心理学の世界には、「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ」という言葉があります。
日常の中、辛いこと、しんどいこと、悲しい気分になることも、たくさんあるでしょうが、それでも、意識的に「笑顔」でいると、いつのまにか、「楽しく」「幸せ」な気分になってくるものです。
そして、その笑顔が、また周囲の人を癒し、和ませ、幸せにしていきます。
もちろんその逆もあって、普段から愛想のない仏頂面でいると、自分の気持ちもイラついて沈んで楽しくないし、周囲の人との関係・雰囲気も、ギスギスしてくるものです。
このところ、何もいいことがない、「魔界」や「妖・物の怪」も怖いし、この先お先真っ暗だ・・・なんて思って、暗い険しい顔、疲れてぐったりした顔ばかりしていたら、むしろそれこそが、ネガティブエネルギーを強く生み出すもととなり、「よくないこと」はもちろん、「魔界」や「妖・物の怪」などを、かえって強く引き寄せてしまう、ということにも、なりかねません。
だから、「笑顔でいること」「笑顔でいようと努めること」は、もう立派な、ご自身の「浄化」でもあるんです。
片付け・断捨離で体を動かすのもしんどい、いい言葉を選んで使おうとするのもなかなか頭が回らない、「ありがとう」と唱え続けるのもめんどくさい・・・ということであれば、せめて、とにかく「笑顔」で、一日を過ごすように、してみませんか?
もし丸一日、ずっと「笑顔」でいることができたなら、きっとすごく気分がスッキリして、自分なりに、何か得られるものがあると思いますよ。
なお、ちょっと前のベストセラーですが、渡辺和子さんの著書「置かれた場所で咲きなさい」の第2章の一節に、『何もできなくていい、ただ笑顔でいよう~笑顔でいると、不思議と何事もうまくいく。ほほえまれた相手も、自分も、心豊かになれるから』とあります。
「心の浄化」につながる一番いい本だと思いますので、未読の方はもちろん、一度読まれた方も、この「夏越浄化」のタイミングで、再読されてみるといいですよ。
きょうも明るいほうへ マモル