こんにちは、マモルです。

さて、ここ2か月ほど、ずっと、「見えないトラウマ」「浄化」の話ばっかりしておりましたが、しばしの間、ちょっと趣向を変えまして、自分の旅の話。

実は、10月中旬、京都に行っておりました。

観光旅行ではなく、研修です。

私がとりくんでいる、トラウマ解放、そして身体の調整等に関する研修会が、この期間、京都で開催されておりまして、それに参加してきたのです(イラストみたいに大規模ではなく、ごく少人数でのものですが)。

ただ、その内容については、文章としては、なかなか公開できないところもありますし、今後、セッションの中に反映させていくということで、ここでは触れません。

ですが。

この京都行き、もう一つ、裏ミッションがありました。

私自身の、密教僧としての時代の過去世回収、それを通じて、「魔を祓う力」「降魔・退魔の力」を、より高めることです。

終わってみれば、本当のメインの目的はこっちで、研修会参加は、そのための口実として、仕組まれたようなものでしたね。

というわけで、そっちのお話を、ちょっとだけ。

密教と言えば、弘法大師・空海様の真言宗と、伝教大師・最澄様の天台宗がありますが、私に縁が深いのは、天台宗の方。

というわけで、研修会の合間を縫って向かったのは、天台密教の総本山・比叡山延暦寺でした(※こちらの写真は、公式サイトからお借りしました)。

ご存知の方はご存知ですが、一口に比叡山延暦寺と言っても、実際には、「東塔」「西塔」「横川」の、大きく3つのエリアがあります。

私が向かったのは、一番奥地とも言える、「横川」エリア。

こちらに御廟(お墓)がある、平安時代の第18代天台座主、慈恵大師(元三大師)・良源様へのご挨拶でした(※写真はネットからお借りしました)。

これまたご存知の方はご存知と思いますが、慈恵大師・良源様は、比叡山中興の祖であるとともに、「角(つの)大師」、「豆(まめ)大師」とも呼ばれています。

こんな絵柄の魔除け・厄除けのお札を、見たことのある方も、多いのではないでしょうか?

これは、良源様が、夜叉の姿に変化して、疫病神を追い払ったときの姿のものだと、言われています。

また、豆粒のような33体の姿に化身した絵柄のお札もあり、そこから「豆大師」とも呼ばれていますが、本来は、「豆」ではなく、「魔滅(魔を滅する)」なんですね。

とにかく、それだけ、「魔を祓う=降魔」の力に秀でた方だったわけです。

いろんな伝説・エピソードがありますので、お好きな方は、どうぞいろいろ調べてみてください。

そして、学僧の育成にも力を注ぎ、その門弟(弟子)の数は3千人とも言われています。

どうも私は、過去世で、その中の一人だったらしいのですね。

そして、昨日のブログではないですが。

いま、「見えない世界のよくない存在」と向かいあっていくにあたり、どうもこのタイミングでご挨拶に行き、その「降魔」の力を、お借りして使えるようにしていただく必要があったようなのです。

というわけで、山道を進み、御廟の前へ。

この石の卒塔婆のもとに、良源様がおられます。(※詳しく知りたい方は、こちら

過去世での門弟時代の非礼を詫びて、あらためて、ご挨拶。

すると、突然、周囲の木々がザワザワし始め、強い風が、30~40秒ほど、続きました。

明確な意思疎通ができたわけではありませんでしたが、おそらくこのとき、「降魔」の力を、しっかり「インストール」してもらえたのだと思います。

お伺いできて、よかったです。

いただいた力をもって、これからしっかり、また私がやるべきことに、取り組んでいければと思います。

どうぞよろしくお願い致しますね。

きょうも明るいほうへ  マモル