こんにちは、マモルです。

またまた、京都滞在中の話で、失礼します。

慈恵大師・良源様と智証大師・円珍様へのご挨拶と、密教僧としての過去世回収は、当初から裏ミッションとして、予定を組んで行ったものでしたが。

実は、表ミッションの研修会の期間中、少し空き時間ができた日もありまして、せっかくなので、どこか、歴史深い寺社等でもお詣りしたいな、と思ったのですね。

ですが。

これは初めて打ち明けるんですが、実は私、いま、寺社等については、「上からお許しが出たところしか参拝できない」という状態になっておりまして。

要は、”観光”だったり、”好きだからふらっと”という感じでの寺社巡りは、もうできない身体になっているのですよ(涙)

さらに、OKが出た場合でも、その中でさらにピンポイントにお許しが出たところしか参拝できないことも多くて。

実際のところ、比叡山延暦寺の中でも、三井寺の中でも、ピンポイントにお許しが出た御廟やお堂以外は、ほとんど素通りだったのです。

めちゃくちゃ残念でした。

そんな中、どうせ無理だろうなと思いつつ、ガイドブック片手に、「どこか行ってもいいところはありませんか?」と、上に問いかけたところ。

唯一お許しが出たのが、「勧修寺」

京都は山科の方にある、真言宗のお寺です。

私も、今回初めて、その存在を知りました。

庭園が有名だそうですが、正直、京都の中にあっては、そこまでメジャーな仏閣ではない感じ。

それでも、お許しが出たということは、何か意味があるのだろうと思って、よくわからないまま、行ってみました。

すると、このお寺。

創建されたのが、「醍醐天皇陛下」だったのですね(※画像はネットからお借りしました)。

実は私、醍醐天皇陛下とも、何かしら、過去世で、たぶん僧侶としてのご縁があったもよう。

「あー、そういうことなのね」と思い、これもまた過去世回収の一環であろうと、本堂にて、醍醐天皇陛下へのご挨拶をさせていただいたのですね。

とはいえ、そのときは、特に何かを感じたわけでもなく。

とりあえず、庭園等を散策して。

20~30分ほど滞在した後、京都市内中心部に戻るために、バス停に向かいました。

行きは地下鉄でしたが、なんとなく、帰りは、「バスでもいいか」と思ったのですね。

すると、そこに、大きな周辺地図があって。

「醍醐天皇陵」への道順が、大きく示されていたのです。

「あー、本命は、こっちか!」

そう、実際に行くべきというか、呼ばれていたのは、「勧修寺」ではなく、「醍醐天皇陵」だったみたいなのです。

でも、最初に上に問いかけたときの私の頭の中は、「天皇陵」という選択肢は、まったく意識の中に、ありませんでした。

そこで、まず「勧修寺」から、行かされることになったのでしょう。

ちなみに、歩いて30分の距離でしたが、頑張りましたよ。

というわけで、こちらが、醍醐天皇陵。

実は、確か3年前にも、ご挨拶に伺ったことがあり、2回目となります。

あらためてご挨拶すると、醍醐天皇陛下が、皇后陛下とご一緒に、出てきてくださったような感じがしました。

そして、あくまでイメージですが、なんだか、「駅鈴」のようなものを、お授け下さったように思いました。

「駅鈴」というのは、もちろん「鈴」ですが、実質的には、古代の「関所」の、通行手形のようなもの(※画像はネットからお借りしました)。

当時は、これがあることで、宿や馬の手配が可能になり、堂々と全国各地に行けるようになったのですね。

ですから。

これをもらったということは、逆に言えば、いずれ、全国あちこち、飛び回らさせられることになるのかも?しれません。

ま、あくまで、「見えない世界」の中での話ではありますけどね。

ちなみに、御陵の手前までつながる50メートルほどの参道?の行き帰りの間、一羽の蝶が、ずっとひらひらと、道案内をするかのように、私の少し前方を飛んでいました。

しっかり歓迎していただけたようで、よかったです。

というわけで、思いがけずの醍醐天皇陵も加わって、長々3日間かけての、今回の京都研修期間中の「裏ミッション」のご報告でした。

では、ぼちぼちまた、いつものブログの感じに戻させていただきますね。

きょうも明るいほうへ  マモル