こんにちは、マモルです。

きょうはちょっと、皆様から「はぁ?」と思われる内容かもしれませんが、お許しくださいませ。

昨日、ネットで、こんな記事を見つけました。(よかったら、先にこちらを読んでください)

『モテテク指南の女児向け雑誌が密かに炎上 専門家が語る男を立てる「さしすせそ」の問題点』

で、私は実際に、その“女児向け雑誌”を確認したわけではないし、この記事だけ読んで感想をコメントするのはフェアではないのですが、これ、なかなかに、「呪術」だなあ、と思いまして。

出版する側はまったく意識していないんでしょうが、「女の子はかわいくなきゃいけないし、男の子にモテなきゃいけないよ」という、女性に刷り込みをかけていく、「女性への呪術」に加担しているんですね。

そして、その「刷り込み」を、女性であれば当然のことだと肯定的に受け止めていたり、必要な情報だと思って買い求めて読む人の方が多数派だからこそ、何の問題意識もなく、すんなりと出版されているわけです。

で、もちろんジェンダーの問題は全世界共通ではあるのですが、日本でその根っこになっているのはなんだろうと思うと、それはやっぱり、古事記・日本書紀に伝えられる、日本神話の「国生み」物語ではないかと。

皆さんご存知とは思いますが、ざっくりまとめると、こんな話。

 

『イザナギノミコトとイナザミノミコトが国を生もうとして、柱の周りを巡って出会い、男女として交わります。

しかし、最初は、まともな子が生まれません。

占いをしたところ、女性であるイザナミノミコトが先に声をかけて誘ったのが間違いということでした。

このため、次は、男性であるイザナギノミコトが先に声をかけました。

すると、日本の国土となる島々が、次々に生まれていきました。』

 

・・・つまり、この記述は、男性から女性に声をかけるのが正しい、と訴えているわけですね。

そしてそれは、女性の側からすると、男性に声をかけられなければならない、ということ。

そうなると、女性の方は、当然ながら、男性の気をひくように働きかけなければならないですよね。昔のことですし、極端に言うと、いい男・強い男から選ばれることが、自分の生存にも直結するわけですから、なおさらです。

これが正しいのか、自然の摂理なのかどうかは別にして、それが日本の神話として実際にあり、語り継がれているということは、「日本人ならこうである」という価値観が、長い歴史を通じて、国民にしっかり刷り込まれてきている、ということでもあります。

もちろん、古事記・日本書紀が編纂されるずっと前から、価値観としてはそうだったのかもしれません。「当時の価値観・当時の状況」が、ただ神話に反映させられただけなのかもしれません。

でも、それが物語として正式にまとめられ、国中に流布されたとき、それは日本人を縛る明確な決まりごと・ルールになります。だから、やっぱり、「呪術」とも言えるのではないかと。

実際、古事記・日本書記の記述をジェンダー的視点でとらえると、かなりの男尊女卑的価値観にあふれまくっています。そして、それをベースに、日本のいろいろな慣習・因習ができあがっています。

日本は、世界有数の経済大国である一方で、国際的な男女平等ランキングでは、先進国の中では最低水準です。「それが日本の文化・伝統なのだから」と言ってしまえばそこまでなのですが、かなりの割合で、「日本人なら必ずかけられている呪術」の影響もあるのではないかと思っています。

で、いったい何が言いたいの?と聞かれると、特にこれといった結論はありません。ごめんなさい。

でも、私がいろいろやらせていただいていることの究極の目的は、皆様に、「全ての囚われから自由になってもらい、人生をよりよく、より楽しく生きてもらうこと」ですので、それが「文化・伝統」であれ、「呪術」であれ、とにかくその影響を受けて苦しい辛い思いをしている方がおられるのであれば、そこから解放されて、より自由になっていっていただけるお手伝いに、これからもとりくんでいければと思います。

それに、こうした話が、SNS上で問題視され議論になる時代になってきたのは、まさにアセンションの進行に伴う現象でもあるかと。議論が深まることも、また解放につながりますから。多くの方に、ちょっとでも気に留めていただけるといいなと思います。

きょうも明るいほうへ  マモル

※追記 ちょっと視点は異なりますが、男性の側を考察した記事もありましたので、こちらも、参考までにどうぞ。

「女子小学生にまで求められる“モテ技”。男はなぜ「さしすせそ」で気持ちよくなってしまうのか」