こんにちは、マモルです。

昨日、東京・外苑前で開催中のダイアログ・イン・ザ・ダークに参加してきました。

それなに???という方のために、公式HPから説明をコピペします。

「ダイアログ・イン・ザ・ダークは、暗闇のソーシャルエンターテインメントです。参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、グループを組んで入り、暗闇のエキスパートである視覚障がい者のアテンドにより、中を探検し、様々なシーンを体験します。その過程で、視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、コミュニケーションの大切さ、人のあたたかさなどを思い出します」

要は、暗闇体験からいろいろ学びましょう、というイベントですね。企業研修等にも利用されているそうです。

で、なんで私がこれに参加したかというと、正直、私もこれまでの社会人生活で、かーなーり思考優先となっており、体感覚がそうとう抑え込まれているので、「五感のうち一感を断つことで、感覚を研ぎ澄ませる」ということにチャレンジしてみよう、と思ったわけです。

さて、私が加わったグループは8人で、うち私も含め6人が1人での参加。なので、ほぼ全員初対面同士。自己紹介の後、皆で暗闇空間の中に入っていきます。

まず感じたのは、本当の暗闇ってこうなんだ、ということ。例えば真夜中でも、外では月明かりがあったり、家の中だと何かしらの電気機器のランプの光が見えたりしますよね。ところが、そういうのがまったくない。目を開けても閉じても、同じ真っ暗闇が広がります。光がない世界はこうなんだ、とあらためて思った次第。

そうした中で、声をかけあいながら、丸太の橋を渡ったり、芝生の公園を散策したり、音の出るボールを使って車座でキャッチボールしたり、カフェでお茶したり・・・、見えないからこそ、グループの皆の声が聴こえること、息遣いを感じられること、近くに人がいるということが、こんなにも安心なのかとわかって、心地よかったです。

あと、空間の横の広がりを探っていくのはけっこう平気でしたが、高低差・段差は、ちょっとした差でもすごく怖かったです。足元がおぼつかない、踏みしめる場所がない、というのは、こんなにも心細いものかと思いました。なんとなく、タロットの愚者のカードを思い出したりして。

感覚としてはまだ20~30分しかたっていないようなつもりでしたが、あっという間に90分経過で終了。久々に新鮮な経験でした。これを一度経験したからといって、一気に感覚が開く!というものでもないでしょうが、参加できてよかったです。できれば、今度は暗闇の中に一人きりで一時間ぐらい放置されてみて、どんな感覚になるか、というのも味わってみたい気がしますね。・・・勝手に山籠もりでもすれば?と言われそうですが。

あ、それと、アテンド役の視覚障がい者の方が、いったいどうやって時間管理をして進行しているのかを聞いたところ、なんと、写真の腕時計の文字盤を直接触って確認しているんだそう。ちょっと力を入れれば、すぐに動いてズレてしまいそうな小さな長針・短針を触ることで時間がわかるなんて・・・その繊細な感覚にびっくり。

終わってからお互いに感想を話しあったところ、グループの中には、舞台役者さんがいたり、芸術家さんがいたり、人工知能の認知の研究をしている学者さんがいたりと、それぞれに”感覚”について何かをつかもうとしての参加でした。いろいろ意見交換させていただき、それも楽しかったです。

私のこの感想だと、かなりとっ散らかっているので、よりきちんとした感想は、公式HPの「体験者の声」からどうぞ。実はこの「ダイアログ・イン・ザーク」、諸事情により、今年8月末で、東京・外苑前会場での開催は、いったん終了、とのこと。残念です。体験するならいま!ですよー。

真の暗闇を体験して思うこと・・・やっぱり光があるほうが、明るいほうがいいですね(笑)。

きょうも明るいほうへ  マモル