こんにちは、マモルです。
昨日のブログに、ちょっと関連して。
結局、I子様へ、そして皆様への結びのメッセージとしては、「後悔しない生き方をしていきましょう」ということに尽きます。
では、逆に、「後悔してしまうような生き方」とは、どういうものなんでしょう?
それは、役割や人の期待に振り回されて、自分が本当にしたい、やりたいと思っていたことをやらない、ありのままの自分で生きようとしない、ということなんだろうと思います。
では、なぜそういう生き方をしてしまうのかというと・・・ひとつの視点として、「恥」があります。
日本の文化は「恥の文化」とも言われますが、この「恥」に囚われて、世間体や周囲の目を強く気にしがちになってしまうところから、「自分の人生を生きる」のではなく、「他者に求められ期待される人生を生きよう」としてしまいがち。
それによって、やりたいことをやらずに、後悔がどんどん増えていく。
そして、自分の本当の思いと、他者・社会から要求されること(そのほとんどは、「親の期待」だったりしますが)のギャップに、どんどん苦しくなり、生き辛くなっていく。
そこから体調を崩し、メンタルも病んでいく・・・そんなループを生きている方が、いま、本当に多いんだろうと思います。
で、そういう自覚がある方に、おススメの一冊が、こちらです。
本日のブログタイトル、そのまんまですね(笑)。
お二人の方の共著でして、そのうちのお一人、齊藤つうりさんは、僧侶にして、アカシック・リーディングの日本の第一人者。実は、私も、2年ほど私事していたことがあり、弟子の一人です。
もうお一方、長田夏哉さんは、整形外科病院の院長先生ですが、“肉体の痛みは、「本当の自分」に気づいてもらうための、体からのメッセージ”として、トータルヘルスケアの医療を展開しておられる方です。
で、この本は、『世界一ポジティブに「死」を考えよう!』をテーマに掲げ、ありのままの自分、本当の自分を生きるための方法、ヒントが、たくさん詰まった一冊となっています。
章立てだけ、ご紹介しますと、こんな感じ。
●恥にとらわれない
●体の声に耳を澄ませる
●本当の想いに気づくレッスン
●丸ごと自分を受け止める
●死はすぐそばにある
●明日死ぬとしたら?
「恥」を手放し、体の声(痛み)から本当の自分の想いに気づき、ありのままの自分を生きていく、それによって、人生が輝き出し、死ぬことへの恐れがなくなり、生まれてきてよかった、と思いながら生きられるようになる・・・そういう導きを与えてくれます。
僧侶と医者の共著ということで、ものすごく堅苦しい難しい本かと思われるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
ふだんから、救いを求めている人に優しく向かいあっているお二人ですから、文体も語り口も平易で穏やかで、すごくわかりやすく読みやすく、一方で、専門の学識・見識に裏打ちされた、とても深い内容のものとなっています。
つうりさんが僧侶ということで、テーマはお葬式、そして先祖供養というところにもおよび、参考になるお話がいっぱいです。
最近、近しい方、大事な方を亡くされて、その悲しみがまだまだ癒えない、という方にも、ぜひお読みいただくといいかなと思います。
もちろん、現在、体の辛い痛みを抱え、お悩みの方にも、大変大きな気づきにつながると思いますよ。
というわけで、よかったら、ご一読くださいませ。
自分をどんよりと覆っていた真っ黒でドロドロなものが、春の雪解けのように、ゆっくり静かに消えていくかもしれませんよ。
きょうも明るいほうへ マモル